さんま御殿で、最近イライラすることといったテーマで
「イエベ・ブルべ」という言葉が挙げられていましたね。
「あなたはイエベだから、こっちの色は似合わない」とか言われてしまうことがイライラする
っていうお話です。
美容界やファッション界では、このイエベ・ブルべという考え方が幅広く浸透してきて、それに基づいて、似合う色を提案してくれるのですが、逆に、反対の色だと「似合わない」と却下されてしまって、でも、自分は、こっちが好きだから、こっちの色を使いたい!という思いと衝突してしまうんですよね。
あるあるですね~
わかるわかる
イエベ・ブルべとは
イエベは「イエローベース」
ブルべは「ブルーベース」
アンダートーンがイエローかブルーかっていう言い方もしますね。
これは、パーソナルカラー診断時に用いられる4シーズン分類法の考え方で
すべての色をアンダートーンが、イエローかブルーかによって2分し、さらに色の彩度などによって、
イエローベースの色をスプリングタイプ・オータムタイプ
ブルーベースの色をサマータイプ・オータムタイプ
というように、四季の名前の付いた4つのカテゴリーに分類します。
人の肌の色、目の色、髪の毛の色によって、似合う色が、この4シーズンのどれかに分類されるという考え方です。
パーソナルカラー診断では、テストドレープを使って、似合う色を診断していきます。
パーソナルカラー診断では、「似合う」というだけでなく、誤ったグループの色を使うと、
「似合わない」ということ以上に、不健康に見えたり、さらには、色の持つマイナスイメージを知らず知らずのうちに相手に与えてしまう。
ということで、極端に排除する傾向にあります。
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イエベ・ブルべの問題点
何が似合うかわからないから、パーソナルカラー診断を受ける
という人にとっては、たくさんある色の中から、自分に似合う色をピックアップしてもらえて、化粧品や洋服選びにかかる時間が短縮できて、大満足!
という人がいる一方で、
好きな色を使いたいのに、店員さんにベースが違うから、似合わない、と却下されたりして、イライラする!!
という人もいますよね。
さんまさんも言ってましたが、
「日本人は黄色人種だから、全員イエローベースちゃうの?」
という疑問が最初に沸き起こります。
パーソナルカラー診断は、もともとアメリカで開発された分類法です。
アメリカでは、肌の色も目の色も髪の毛の色も全然違うので、アメリカ式にいけば、日本人は
「黄色い肌、黒い髪、黒い目」で1つのパターンに集約されてしまいそうな感じですね。
日本人の肌でも、黄色味の強い肌や、ピンク系の肌があり、その色味の違いによって、ファンデーション選びなども変わってきます。
パーソナルカラー診断を行っているところでは、より日本人向けに細かなタイプ分けを作って診断してくれるところもあるので、そういったところで診断してもらうと、より「自分に似合う色」が絞りやすくなりますね。
ともあれ、イエローベース・ブルーベースという考え方は、便利であると同時に、進める人によっては、使う色を限定されてしまう。ということもおこりがちですから、まあ、参考程度にとどめておいて、好きな色を好きなだけ使うっていうのが、ストレスフリーな生き方かと思われます♪